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6/21（火）に、短期大学部 ホテル・ブライダルコースの1年次及び2年次のゼミにて「ウクライナ留学生と本学短大生の交流会」を実施しました。

本学にお越しいただいたウクライナ留学生6名は、自国の戦禍を逃れ、ウクライナ現地教育機関(リヴィエ国立工科大学、ウクライナカトリック大学)から群馬(NIPPON語学院)へ留学生として来日しました。今回は、日頃より「ホスピタリティ精神」を学ぶホテル・ブライダルコースの本学学生と日本の語学や文化を学ぶために来日したウクライナ留学生で交流しました。交流会を通して、両学生がお互いの国の文化を理解し多文化共生への意識を高めてもらうこと、そして本学学生にはウクライナの戦争の現状について直接留学生から話を聞き、世界で起きていることを自分事として考えてもらうことを目的に、短期大学部 森川准教授が企画しました。

交流会では、留学生からウクライナの文化、料理、言語、芸術について英語で紹介いただき、本学学生からも日本の文化やおもてなしの精神を紹介するなど、互いに文化を知り、理解を深める機会となりました。また、留学生からウクライナの戦争の現状を実際の動画や写真を使用しながらお伝えいただき、ウクライナの支援を願う機会ともなりました。本学学生は、テレビなどのニュースや報道で知ることのできない詳細な現実、当事者の生の声を聞き、いま世界で起きていることを再認識するとともに、平和について、そして自分たちに何ができるのかを考えるきっかけとなりました。学生からは、自分たちにできる支援として、募金・寄付・ボランティアなど、たくさんの意見が出ました。同年代の留学生が母国を離れ遠い日本で暮らし、一生懸命に自国の文化を伝え、そして支援を願うその姿が、学生達の心に響き、意義のある交流会となりました。

今後は、ホテル・ブライダルコースにて例年実施している「世界遺産富岡製糸場 模擬ブライダル」に、今回お越しいただいた留学生もご参加いただく予定です。新婦やブライズメイド、参列者役で参加いただき、挙式や披露宴などの演出では、ウクライナの衣装や文化を取り入れ、「平和・希望・愛」をテーマにしたブライダルを発信していく予定です。

ウクライナ留学生のみなさん、本学にお越しいただきありがとうございました。
みなさんの日本での成長と今後のご活躍を心よりお祈りしております。