1. 2020年度後期の対面授業の中止および2021年度前期の方針について

ニュース

お知らせ

2020年度後期の対面授業の中止および2021年度前期の方針について

    

20201224

学生のみなさま
保護者のみなさま

2020年度後期の対面授業の中止および2021年度前期の方針について

高 崎 商 科 大 学
高崎商科大学短期大学部
学 長  渕上 勇次郎

平素より本学の教育、研究にご理解をいただきましてありがとうございます。2020年度後期は一部対面授業を実施しているものの、依然遠隔授業も継続しており、学生のみなさまにはご不便とご負担をお掛けしており、心苦しく思っております。

その様な中、20201219日(土)より群馬県は警戒度を「3」から「4」に引き上げました。新型コロナウイルス感染の拡大が急速に進んでおり、群馬県からの告知は県内外を問わず、外出の自粛を要請する内容です。

本学では、学生のみなさまとそのご家族のみなさま、そして教職員の健康と安全を第一に考え、遠隔での授業と対面の授業のバランスを考慮しながら、少ないながらも対面授業の機会を確保して参りました。しかし、社会および地域における感染拡大を抑制する責任もあることから、この度はやむを得ず年明けの202115日(火)より後期授業終了時まで、大学(大学院)および短大にて行っている対面での授業を全て遠隔に移行することと致しました。

重ねての説明ですが、この対応は、授業、休み時間、通学で起こり得る「三密」の状態を回避することが目的であり、学生のみなさま、そしてご家族のみなさま、教職員の安全を最優先に考えた結果であるとご理解いただければありがたいです。

群馬県が指定する警戒度は最大の「4」ですが、社会全体の対応等を考慮し、本学は「TUC警戒度別活動基準」の「3」を適用するものとし、キャンパス内への学生の立ち入りも制限致しません。大学のコンピュータ教室や図書館、学生ホールの使用は可能と致しますので、従来どおり、「TUC警戒度別活動基準」の規定および各種ガイドラインに従って、十分な感染対策を行った上での使用をお願い致します。

今回は残念ながら、新型コロナウイルス感染拡大抑制のため、キャンパスへの登校の機会を逸することとなります。しかし、キャンパスに多くの学生が集い、たくさんの声と笑顔が溢れる教育環境は何物にも代えがたいと考えており、教職員一同、力を合わせ実現しなければならないと考えております。

2021年度は新型コロナウイルス感染症が沈静化し、群馬県の警戒度も「1」から「2」程度に引き下げられることを前提に、対面授業の機会を開講科目の5割程度まで増やす方針です。登校の機会を確保し、学業以外の課外活動や学修活動も活発に行えるよう、感染対策を一層強化し、活気あふれるキャンパスに回復させることを方針と致します。

まだ混乱が続くかと思いますが、みなさま方におかれましては十分な感染対策を講じ、適切な対応を行うことで、ものごとを前向きにとらえていただき、希望をもって新たな年度に向かって欲しいと願っております。TUC高崎商科大学は学びの環境を提供することを諦めません。みなさまには引き続きご負担をお掛け致しますが、この事態を共に乗り越え、新たな社会を見据え、歩を止めずに参りたいと思います。

以上

関連ニュース