高崎商科大学 高崎商科大学短期大学部

Takasaki University of Commerce

学び最前線

2019.6.1

【大学】御巣鷹山慰霊登山

6月1日(土) 地域政策やまちづくりを学ぶ松元ゼミ生など11名が、日航ジャンボ機墜落事故の現場である御巣鷹山に慰霊登山をしました。ほとんどの学生が墜落事故のことを詳しく知らず、今回の登山をきっかけに事前の下調べで事故の詳細を知り、保護者の方に当時の様子を教えてもらったようです。

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今回の慰霊登山では、登山道の整備を行いました。
「御巣鷹の尾根」の管理人 黒沢完一さんから、登山道の脇にある木々の枯れた花を取り除く作業方法を教えてもらいました。枯れた花を取り除くことで、来年も綺麗な花を咲かせるそうです。登山者に癒しを与えたいと、黒沢さんが毎年行っている整備です。黒沢さんから、御巣鷹山には、日本航空の関係者だけではなく、他の航空会社、鉄道会社、道路公団など日本の交通を担う方々が慰霊登山に来ると教えていただきました。

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登山道の途中にある山小屋で、事故で先妻の由美さんを亡くした工藤康浩さんと、妻の理佳子さんからお話を伺うことができました。わずか結婚半年で由美さんを亡くし、立ち直ろうとする気持ちと消えない喪失感のはざまで苦しんでいた工藤さんに寄り添ってくれたのが、事故から5年後に出会った理佳子さんでした。大事な人を失った深い悲しみを支える「グリーフケア」を活動の核とし、現在、理佳子さんと一緒に地元の東京都足立区で安心や安全が根付いたまちづくりに取り組んでいます。「生活のベースは人が安心して暮らせること。人の悲しみを自分のことのように感じて支え合う、安心安全なコミュニティづくりをしていきたい」と工藤さんが語ってくれました。
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参加した学生たちは、登山道に点在している墓標の数を見て、人が安心して暮らせることの重要性を肌で感じたのではないでしょうか。

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